2nd Track2 Summertime

※ご利用の端末画面によって、上記インク見本画像の色合いが実物と多少異なる場合がございます。ご了承ください。

2nd Track 2
Summertime

Produced by KEN TAKEDA
Made in Korea/Tono & Lims
Fountain Pen Ink 30ml


【ライナーノーツ】


「Summertime」は、クラシックの分野でも大活躍したガーシュインの代表曲の一つです。
ジャズというジャンルを越えて、例えばオリビア・ニュートンジョン、スティーヴィー・ワンダー、ジャニス・ジョプリンといったポップス歌手にもカバーされています。日本では、なんとあの森進一もこの曲を取り上げていて、これがまたとても雰囲気があって良いのです!今までに2600を超えるカバーが存在することからも、この曲がどれだけ人気なのかがわかると思います。
ジャズはそんなに詳しくないという人でも、この曲は気だるい雰囲気とまったりとしたメロディーが耳に残るので、曲を聴けばどこかで聞いたことがある!と思われる方も多いのではないでしょうか。
この曲は、もともと、ガーシュインが、「Porgy」という小説を読んでインスピレーションを受けたオペラ作品「Porgy and Bess」に使われた曲で、歌詞の内容は、子どもに歌って聞かせる子守唄のような内容となっています。
夏の暑い気だるさを見事に音楽にしていますが、曲の背景にあるのは、黒人の奴隷の問題なので、実際にはとても重いテーマではあるのですが、そういうことも含めて、この曲は後世に残るスタンダードナンバーなのではないかと思います。
この曲を聴いてぼくが思い浮かべたのは夏の海の風景ではなく、うっそうと緑が生い茂る山や森の風景。
湿度があり、そのせいでより緑が濃くなっているような、そんな光景を表現してみました。


【 色彩心理と象徴】


■ 色彩心理

ベースカラーは、湿度を感じさせる深いグリーン。
緑は色彩心理において「安らぎ」「生命力」「自然」「回復」を象徴する色です。人の心を落ち着かせ、ゆったりとした呼吸を取り戻させるような効果があるとされています。

このインクのグリーンは、爽やかな若葉の緑ではなく、湿度を含んだ濃い森の緑です。蒸し暑い夏の日に、木々が生い茂る森の奥に入ったときのような、重たい空気と深い自然の気配を感じさせる色です。

明るく軽やかな緑ではなく、やや陰影を含んだ深い緑であるため、落ち着きと静かな力強さを同時に感じさせます。心を鎮めながらも、自然の生命力を思い出させてくれる色です。

■ 象徴

このインクが象徴しているのは、「夏の大地の気配」です。

「Summertime」という曲は、気だるい夏の空気をそのまま音楽にしたような名曲です。子守歌のように穏やかな旋律ですが、その背景には重い歴史や人々の生活が流れています。

このインクのグリーンは、単なる夏の明るさではなく、湿度を含んだ濃い自然の風景を象徴しています。うっそうと茂る森、蒸し暑い空気、ゆっくり流れる時間。

海の夏ではなく、山や森の夏。生命が濃く息づく場所の空気をそのまま色にしたようなインクです。

【活用シーンとおすすめの使い方】

■ 活用シーン

落ち着いた気持ちで文章を書くときに向いています。日記やエッセイなど、ゆっくり考えながら書く文章にとてもよく合います。

自然や旅の記録を書くノートにも適しています。森や山の景色を思い出しながら書くと、この色が風景の空気を引き立ててくれます。

また、読書ノートや音楽の感想を書くときにも向いています。静かな時間の中で使うと、このインクの持つ落ち着いた雰囲気がよく感じられます。

■ おすすめの使い方

このインクは濃淡が出やすい色なので、少しインクフローの良い万年筆で使うと表情が豊かになります。中字以上のペン先だと、濃い緑から柔らかな緑までの変化を楽しめます。

クリーム色の紙に書くと森の深みがより感じられ、白い紙では緑の鮮やかさが際立ちます。夏の夜に静かな音楽を聴きながら使うと、このインクの世界観をより味わうことができます。


【ひとことまとめ】

湿った森の空気を閉じ込めた、深い夏のグリーン。
ゆっくり流れる夏の時間を思わせる、静かな自然のインク。

型番 1018
販売価格
2,200円(税200円)