2nd Track 9 'Round Midnight

※ご利用の端末画面によって、上記インク見本画像の色合いが実物と多少異なる場合がございます。ご了承ください。

2nd Track 9
'Round Midnight

Produced by KEN TAKEDA
Made in Korea/Tono&Lims
Fountain Pen Ink 30ml


【ライナーノーツ】


この曲は、イベントに遊びに来てくださった何人かのお客様からのリクエストに応えて取り上げた曲をモチーフに作りました。元々はセロニアス・モンクが作ったメロディに後から歌詞がつけられた曲です。真夜中になると、別れたばかりの恋人のことを想ってどうしようもなくなってしまうという切ない心境を歌っています。エラ・フィッツジェラルドのバージョンが好きなのですが、彼女のまったりとした歌い方がメロディにぴったりとフィットして、真夜中に聞くとすっと心にしみてきます。そんな彼女の落ち着いた歌声に合わせた漆黒の黒に少し茶色がかったラメを入れてみました。このラメは、夜のアスファルトの道路を表現したみたかったんです。KEN'S NIGHTではもう一曲「The Rose」という黒ラメ系のインクがありますが、そちらは赤ラメですが、こちらは少し茶色がかった銀色ラメで、同じ黒系でもまったく違った表情を持っています。ぜひ、そんな微妙な違いも比べてみていただけると面白いかもしれません。地味な曲だし、インクも地味だけど、使っていくうちに味が深まる、そんなインクに仕上がりました。


【 色彩心理と象徴】


■ 色彩心理

ベースカラーは漆黒に近い黒。そこに、わずかに茶色がかった銀色のラメが加えられています。
黒は色彩心理において「深い思索」「静寂」「内面」「余韻」を象徴する色です。
光を吸い込むような黒は、感情の奥深くにある思いを静かに引き出す色でもあります。
このインクの黒は、単なる濃い黒ではなく、夜の空気の重さを感じさせる黒です。
そこに入った茶色がかったラメは、光を強く放つものではなく、控えめにきらめく光。夜の街灯に照らされたアスファルトのような、静かな輝きです。
華やかさではなく、落ち着いた深みを感じさせる色。
静かな時間の中でゆっくり味わうような色合いです。

■ 象徴

このインクが象徴しているのは、「真夜中の孤独と余韻」です。
「’Round Midnight」は、別れた恋人を思い出してしまう真夜中の時間を描いた曲。
昼間には抑えていた感情が、夜の静けさの中でふとよみがえってくる。そんな切ない心境を歌った名曲です。
このインクの黒は、その真夜中の空気を表しています。
街が静まり返った時間、灯りの少ない通り、心の奥に残る記憶。
茶色がかったラメは、夜の道路の光を思わせます。遠くに見える街灯や、静かな街の中でわずかに反射する光。その微かな輝きが、夜の情景をよりリアルに感じさせます。

【活用シーンとおすすめの使い方】

■ 活用シーン

静かな時間に文章を書くときに向いているインクです。
夜に日記を書いたり、物思いにふけりながらノートを取るとき、この色はとてもよく似合います。
また、読書ノートや音楽の感想を書くときにもおすすめです。
落ち着いた色なので、ページ全体に深みのある雰囲気が生まれます。
長く使うほど味わいが出てくるインクでもあります。
派手さはありませんが、日常の筆記の中でじわじわと魅力が伝わってくる色です。

■ おすすめの使い方

ラメ入りのインクなので、インクフローの良い万年筆やガラスペンで使うとラメの表情がきれいに現れます。
中字以上のペン先で書くと、黒の中にきらめくラメのニュアンスを楽しめます。
白い紙ではラメの反射が見えやすく、クリーム色の紙ではより落ち着いた夜の雰囲気になります。
夜に音楽を聴きながら使うと、このインクの世界観をより感じることができます。

【ひとことまとめ】

真夜中の静けさと余韻を閉じ込めた、深い黒。
夜のアスファルトの光を思わせる、静かな大人のインク。
型番 1025
販売価格
2,420円(税220円)